Restaurant MiYa-Vie

Concept

MiYa-Vie = Miyabi = 雅

私の「雅明」という名前から一文字を選び、このレストランの名前としました。「雅」という文字は、「雅やか」「優雅」という意味を持っていますが、料理やサービス、このレストラン全体がそうであってほしい、また、ご来店いただいたお客さまにもそう感じてほしいという願いが込められています。

「雅楽(ががく)」「雅やか(みやびやか)」などという言葉として使われていることからもわかる通り、日本に古くからある文字で、「優美で上品なさま」を表します。このような背景や意味を持つ文字であることも、「自分が日本人であることを基盤とし、それを大切に考えながら、その上に創るフランス料理」という私のレストランのコンセプトにも繋がっています。

また、フランス語で「人生」「生き様」を表す言葉である"Vie"を用いていますが、これはこのレストランに私の人生や生き様を表現したいという願いと、私の中にあるフランスの心を表現したいという気持ちを表しています。

そして、レストランの顔とも言うべきロゴマークには、私の大好きな野菜をモチーフにしたものを加えました。曲線の部分は葉野菜と根野菜を意味し、ふたつの楕円は実野菜を意味しています。

私は14歳の時からフランスという国とフランス料理に憧れ、想いを馳せていました。 そして実際にフランスに渡り、地方の土地の文化や家庭に入り味わった味、地元の人間に混じって朝4時から作ったシードル、その後皆で囲ったトリップ料理等、様々な貴重な経験をしてきました。
この5年間は、まさにフランスにどっぷり浸かった時間でした。 そしてもちろん、以前の職場であるミシェル・ブラスを始め、たくさんの偉大なシェフにも影響をたくさん受けました。

これからは、ここRestaurant MiYa-Vieという舞台で、今までの経験から得た考えや想いを基にし、そこに自分が生まれ育った環境や日本の食文化、母親や祖母の料理、旅行先で出会った料理、味、香り、想い出を加え、さらに北海道の大地と海の恵みを最大限に活かして自分の料理として表現したいと思っています。

料理を創り出すとき、私がもっとも大事にしていることは「自分が日本人であること」そして「ここが日本であること」です。 日本でフランス料理を創って行く上で、こう考えることは非常に大切なことですし、自然なことだと信じています。 料理に限らず、私のレストランのすべてのものに対して、これらのことを大切にし、お客さまにもそう感じていただけるように努めていきたいと考えています。